本当にあった怖い話。看護師さん、あなたは大丈夫?
【看護師が覚えたい英語】はこちらからどうぞ!
これはまた恥ずかしい話ですが、病院あるある。
先日も書きましたが、私たち看護師は普段、略語を使って記録することが多いです。
例えば、静脈注射のことを「iv」~IntraVenous (injection)
今日紹介したDrip~滴下
・・・ドリップコーヒーでわかる通り「ポタポタ(しずくを)たらす」という意味もあります。
この言葉を使うのが、点滴静脈注射
「div」~Drip IntraVenous
※正確にはDripは後ろについて、Intravenous Drip なのかな?
それから Drip(滴下)Infusion(輸液)(in)Vein(静脈)もDIVですね。
※こっちのほうがイメージしやすい!!
ここで注意したいのは「V」は静脈を表すということ。
※intra(内)Venous(静脈の)ですからね!
看護(医療)用語も語源がラテン語であったり、
俗語っぽい特殊な略しかたをしていることもあるので、
すべてが当てはまるというものではないとしても。
私の経験した「本当にあった怖い話」
先日、看取り(DNAR)の患者さんの末梢血管が取れず、
今後は皮下点滴で~という指示が医師より出されました。
うちは電子カルテではないので、「注射指示箋」を
実施確認表としても使用しているので、
指示日:指示医:実施経路:指示内容の欄、それから
実施時間:施行者などがその用紙で管理されているのですが
その指示経路(iv.im.scなどの略語が書かれている)の部分に
看護師の手書きで
「DIVを皮下注射で」
と、書いてありました。
その文字を書いたのは、まぎれもなく私より経験の長い看護師。
・・・・しかも、私の上司!(笑)※ストレスチェック参照w
DIVって点滴そのもののことを指してると思っているのかしら?!
いくら普段「そういう感じ」で使っているとしても・・・
流石にこの書き方は「恥ずかしいでしょ?!」って思うのですが;
気付かないって怖い・・・・・・・・
知らないって怖すぎる・・・・・・・
すごい寒気を感じました;
殆どの看護師さんはわかっていて使っているはずですよね?
流石の私も英語に弱くても、それは看護師になってすぐに
「iv」ってなんだ?!って調べましたから。
そんな方でも、自分が行う行動には責任を持っていると信じますが
英語の理解をしていなくても、普段使う言葉の意味ぐらいは
正確に!!!
覚える必要があると思うんです。
・・・・ちょっと冷っとした看護師さん?
今からでも遅くないです。
私だって本気で英語を覚えようと思ったのは、つい最近!
見たことある!聞いたことある!は、自信につながります。
偉そうに聞こえるかもしれませんが、これは現実。
私だって知らない言葉いーーーーっぱいありますし、
理解しているつもりのこと、たーーーーくさんあります。
私もわからないのが恥ずかしいから勉強してるんです^^
この気持ちを少しでも共感してもらえたら、幸いです。
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