看護師・医師の確執

【看護師が覚えたい英語】はこちらからどうぞ!

今日は看護師の愚痴になります。

ダークな部分が出るかもしれませんので、あまり見たくない人は

ここで戻ることをおすすめします^^;

先に看護とは・・・

のお話をします。

初めて看護学校にいって、最初に習うこと。

看護

という字は「手」の下に「目」という文字がありますね。

目の上に手をかざしていることを示しています。

要するに

よく見ることや見守ることを意味します。

同じく

という字は「まもる」とも読み、

部首には「言」が使われているのも特徴です。

この言葉が組み合わさってできた「看護」という言葉は、

手と目を使いながら、よく見たり、

言葉を使い人をかばい守る行為

を指していると考えられてます。


では看護とは??と言われると

看護の定義については、理論的にもまだまだ発展中。

これはそれぞれ各個人のの看護感によりますが

需要と供給に合わせ、日々変化するものと考えられると思います。

因みに。有名なところでいうと

ナイチンゲールの看護覚書きによって

「われわれが病気と呼ぶ自然が行う回復過程」という疾病観に立って

「看護とは、新鮮な空気、陽光、暖かさ、清潔さ、静かさなどを適切に整え

これらを生かして用いること、また食事内容を適切に与えること。

―こういったことのすべてを、患者の生命力の消耗を最小にするように整えること、

を意味するべきである」

と記述されています。

看護師の資格を取得し、年数が経つにつれて、

こういった看護の定義や価値の重要さって忘れがちですね;

私もよく愚痴りますが(笑)

業務が優先になりがち・本質を忘れがち;

なので時々、初心にかえろうって思います。

さて、ここから本題


看護師・医師の確執

季節柄、風邪や発熱などの患者さんがいて連日バタバタしているのは

きっとどこの病院でも同じだと思いますが

私が勤める病棟でも、

新年を迎えてから更に発熱者が急増><

・・・正直、しょうがないというか;

病院自体が連休となってしまいますので、

休日体制の状態が続けば、普段なら気付ける変化も

見逃してしまっていたり、対応が遅れたことによって

症状が悪化してしまったり・・・などなど

起こりえるトラブルだと思いますが;


私の職場は、僻地ということもあり

深刻な人手不足^^;

普段からギリギリの人数でシフトを組んでいますので

トラブル(発熱や重傷者の増加)に対応するのが難しいです。

更に、休日は医師体制も当直(というか、ほぼオンコール)であり

急変以外はほぼ電話対応となっています。


これ自体に問題はあると思いますが。

それは、病院のシステム上、仕方のないこと。

私たち雇われは、方針に従って割り切って働くしかないと思っています。

人手不足は、看護だけじゃなく医師も同じですから・・・


ということを踏まえて

これは、先日私の勤める職場であった実際の話。

100歳を越える患者さんが、急な高熱を出し、

当日のリーダーが、

医師へ報告と指示をもらうために電話連絡。

酸素吸入と抗生剤の点滴の指示がでたのですが、

周囲の看護師は

「なんで高熱でてるっていうのに、医者は見にもこないの?」

などなど

医師が患者を診てくれないって大騒ぎ。

挙句、指示を施行するために、抑制しないと無理と騒ぎ立てw

再度医師へ抑制許可希望の電話連絡をしたらしい。


しかし医師からの返答はNO!!


どういう状況でNOと言われたかはわかりませんが


100歳を越える高齢者をベッドに縛り付けるという行為自体に

私は疑問を感じますので、医師に共感。


まずは、看護でできることを考えるべきと

言われたのではないかと推測します。


私自身、抑制を全否定しているわけではありません。

必要時には、抑制させてもらうこともありますからね;


だけど、今回は実際に、ただただ現状を報告している現場を見ていますから・・・・・

そりゃぁ、「看護しなさい」って(遠まわしに)言われても

しかたないよねぇ・・・って(苦笑)


まぁ、遠まわしに言ったところで、

その人達が気付けるかは、不明ですが;

・・・というか、気付けないから騒いでるんだろうなって。


そもそも、発熱でオンコールの医師を病院に呼びつけるんですか??

それは、看護師の驕りだと思うのですが;


当日私業務は外回りだったので、

騒ぎ立てる人たちを横目に、その「忙しい」人たちのフォローのため

必死に働きまくってましたよ。(定時に帰りたいし!)


それでも、納得がいかず

数名は医師を罵り、悪口三昧。


―私の心ー
そんな詰所でしゃべってる暇あるなら、
縛ろうとしていた患者さんの横にでも付き添ってあげたらいいのに。


私たち看護師は、薬の処方や病気の診断ができません。

予測はできますが、

「きっとインフルエンザに違いない」

 →インフルエンザ検査が必要かも!

「肺炎??」

 →胸部写真をとったほうがいいかも??


こう考えたとしても、勝手にやることはできないんです。

だからこそ、ちゃんと状況を整理して医師に伝えることが大切。

自分が「この人・・・インフルエンザかも!!!」怪しい!!!って

思うなら、それに付随した症状の有無や状況、経過を

正確に医師に伝える必要があるし、

医師にインフルエンザを連想させるような報告をしないといけない。


賛否両論あると思いますが。

医師に「患者を診てくれない」っていう前に

自分はちゃんと看護してますか??

と、私はその人たちに言いたい。


「忙しい」
「みていられない」
「患者さんが安静にしてくれない」

等々


結局

人のせいにしてませんか??


まず、言われたことに対して

反発するまえに、受け止めること。

これって、簡単なようで難しい;


ついつい、大きな声で注意されたら

「怒られた」

って印象になっちゃうし、その怒られたってのばっかりが残る。


私も感情のコントロールが上手だとは言えませんが・・・・


まず、言われたことは受け止める。

なにか注意されたなら

相手の真意も考える。


これ、私の信念です。


どこにでもある

看護師VS医師

の確執ですが


うちの場合、ちょっとレベルが低いな;って思う。


自分たちのことを棚に上げて

自分の思い通りに医師を動かしたいって気持ちが強すぎる。


かといって、これを指摘しても

きっとスタッフから反感買うんだろうなぁ~

と、思って強く言えない私もいる(笑)


これからもこの確執と付き合って働かないといけない。


労働って難しい!!!















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